補聴器屋さんに行きたくない嫌がる3つの理由【大人女子、はじめての補聴器4】
- 高い補聴器を買わされるという知り合いの口コミ
- 耳鼻科医への不信感
- 補聴器屋さんが通いにくい場所
母が補聴器屋さんに行きたくないと言い出した3つの具体的な理由【大人女子、はじめての補聴器4】
高い補聴器を買わされるという知り合いの口コミ
行ったら買わなければならない雰囲気だよと、母の信頼している友人が話したそうです。
「高いもの買わされるらしいよ」私に助言してくれます。
耳鼻科医への不信感
一度、テレビの音がうるさくて、耳鼻科に行ってみたらとすすめて、みてもらいました。
まだ補聴器は必要ないよと言われて帰ってきました。
今回は、耳鳴りがして辛いので、それがどうにかならないか耳鼻科に行ったら、補聴器をすすめられて帰ってきました。
耳鼻科医が言ったのだそうです。
「貴女は、どうやら補聴器をつけたいみたいなので補聴器屋さんを紹介します」
そして、こうも言ったそうです。
「補聴器は高いから、家族と一緒に行ったら良いよ」
母は、「私には買えないくらい高価だから、子供に買ってもらいさいってことらしいよ」とご立腹です。
「補聴器なんかしたくないんだ!」
これが一番の理由かもしれませんし、捨て台詞なのかもしれません。
補聴器屋さんが通いにくい場所
ここの補聴器屋さんに行きなさいと渡されたパンフレットは、家から2キロほど離れた住宅街です。車でいけばすぐですが、バスと徒歩が移動手段の母には、バス通りの延長線上にない店は行きにくいのです。
「バスで行ける駅前のお店はないですか?」と尋ねたそうです。
「電話かけたらきてくれるよ」と言って、他は紹介してくれないようです。
あの医者は、そこの補聴器屋さんと組んでると言っています。
そうかもしれません。
「心配ないよ」行きたくない嫌がる3つの理由の解決【大人女子、はじめての補聴器4】
買いたくないものは買わないし私が断るから(高い補聴器を買わされるという知り合いの口コミ)
「相談に行っても必ずしも買って帰らなくてはいけないわけではないよ」
「つけたくなければ絶対に買わないよ。使わないと意味ないもの」
「断るのは私がするから、嫌なことは言わなくていいよ」
「予算はこのくらいね。お試しは買える価格のもの以外はしないでね。何百万円もするのは良いものだからそっちのほうがいいに決まっているから。」
検査結果は嘘じゃないと思うよ(耳鼻科医への不信感)
「今度一緒に行こうか?」
「違う病院に行こうか?」
補聴器したくない理由をお医者さんのせいにしている可能性もあります。
通いやすい補聴器屋さんにしよう(補聴器屋さんが通いにくい場所)
「お医者さんの言うことが絶対じゃないよ」
「紹介されたところ以外ダメなわけじゃないよ」
「お医者さんに悪いとか考えないでいいよ」
「聞かれるのが嫌なの?なら、家族も車がないので、通いやすいところにしましたって言えば?」
母の友人の集音器の試聴「補聴器屋さんに無理に連れていかなくても良いかも」
信頼している口コミの母の友人が、旦那さんが使っていたという集音器を持ってきて見せてくれました。
これがなかなか良いんです。
雑音がうるさくなく、声が聞き取りやすかったです。そして操作がしやすいです。
集音器はただ単に音を大きくしているだけだととの認識が変わりました。
補聴器までの認定を受けるまではいかなくても、良い品物はあるのだなという印象です。
母を説得して、補聴器屋さんに行くことだけを考えていた私の軌道修正です。
聞こえが良くなって、耳鳴りが治れば良いのです。
母の友人の集音器を試聴して無理に連れていかなくても良いと思いました。
まとめー補聴器屋さんに行きたくない嫌がる3つの理由【大人女子、はじめての補聴器4】
母の補聴器屋さんに行きたくない理由は3つありました。
一般的に、補聴器を買わなかったり、買っても満足しない理由も同じような理由からです。
- 値段が高いこと
- 進める医師(補聴器屋さん)に不信感を持ったこと
- 調整に行きにくいこと
聞こえるという聴覚は五感の一つ。
老化で聞こえなくなると、脳への刺激が減って認知症の危険性も出てきます。
聞こえないことで、自分の悪口を言われていると勘違いしたりして、高齢者のうつ病を発症しやすくなるとも聞きます。
家族としては心配で、つけた方が困ったことにならないのではと考えがちですが、嫌だと言う人に無理やりつけさせるわけにはいきません。
困っていることが解決して、楽しく生活できたらいいのです。
そう思って調べると、補聴器屋さんに行かなくても買える補聴器や、試して優秀だと思える集音器にも出会えました。
補聴器は消耗品です。壊れてまた買うことになった時には、聞こえが悪化していて、さらに性能がいいもの(高価なもの)を買う可能性もあります。今度は今までよりも性能を落として安いものを…買うというわけにはいきません。
資金提供をする側も、一生に一度の買い物ではないので、無理をしてはいけないと思います。
聞こえづらい事による困りごとが解決して、本人がプラスだと思える方法を、一緒に考えていきたいと思います。