なぜ『vibe nano8』を買ったか【大人女子、はじめての補聴器3】
買う決め手になったことは次の3点
✅価格が安い
✅口コミの評判がいい
✅老舗メーカーの技術が基盤となっていて信用できそうだ
価格が安い
vibeの補聴器は、片耳4万円くらいで購入でき、両耳でも8万円です。
補聴器屋さんで買える補聴器で、目立たない性能の良さそうなモノは、片耳で15万円、両耳で30万円くらい予算をみなければならないと思っていたので、見つけた時は嬉しかったです。
他の人の口コミの評判がいい
口コミを読むと、評判がいいです。
- 耳の穴が小さい人でもフィットした
- 片耳何十マンの補聴器を使っていた人が満足している
- 今回買った方ではない方が壊れてたら、迷わずこれを買う
老舗メーカーの技術が生きていそうだ信用できそうだ
120年続く、ドイツの補聴器専門老舗シーメンスを起源として、開発されたvibeは、インドネシアで製造されて、日本で補聴器(医療機器)として販売されています。
安い値段で、補聴器を使用したい人が使える安い補聴器を目指しているメーカーの考え方は、補聴器の値段の高さに驚き、高額な補聴器を買う勇気が出ない、私たち母娘の求めている補聴器です。
しかし、補聴器屋さんで試聴できるわけはなさそうですし、補聴器は、個人に合うかどうかなので、買って使ってみなければわかりません。
なので、まずは、片方の耳(左耳)を買いました。
使ってみた感想(口コミ・レビュー)【vibe nano8】
娘である私
母に渡す前に、自分で試してみました。
軽くてつけ心地が良いです。
はじめて使用した時には、コンビニのビニール袋のカサカサの音とかがとても大きな音に聞こえて驚きましたが、時間が経つにつれ、脳が慣れてきて、雑音が気にならなくなり、そのうちにつけていることも忘れるくらいいなりました。
きちんと耳にフィットさせないと雑音がするので、おっかなびっくりつけている時はつける時にビービーうるさいです。
コツを掴む必要はあります。
聞こえなかった音が聞こえるので、脳が疲れるように思いました。
初めから雑音がする環境で何時間もつけるよりも、一人で静かにTVをみる時間とか少ない時間からつけた方が、疲れず慣れていくように思いました。
これは、補聴器を関係あるかどうかわかりませんが、気になっていた耳鳴りが気にならなくなりました。
母
つけていることを忘れてしまうくらいになっているようで、お友達とお出かけの際にもつけていくようになりました。
耳に入れる時に、まだコツが掴めず、耳に入れる時に少し手こずっているようです。
うまく入る時と入らない日があるようです。
初めの数日間、一緒にいて、会話の中でさりげなく利点を話しました。
- 安いけど使っている人の満足度はとても高いこと
- 外から見えないからつけてること目立たないこと
- マスクやイヤリングの邪魔にもならないこと
- 3ヶ月くらいで、耳が慣れてもっと自然に聞こえる調整になるら良いこと
テレビのボリュームの数字が小さくても聞こえることが、本人の実感として一番大きかったようです。
注意する点
柔らかく付け心地が良いです。
しかし、だからこそ破損しやすい消耗品です。
爪を立てて取り外しをしたところ、亀裂が入って裂けてしまいました。
外す時のコツがわかる前の、一度も耳に装着しないうちに壊れたので、メールでその旨を書いたところ、消耗品なので、保証対象ではないのに、一つ郵便で送ってくれました。とても良心的なメーカーだと思います。
電池の他に、こちらも消耗品で定期的に交換が必要です。メーカーの推奨では3ヶ月と書いてありますが、十分に柔らかく耳にフィットしている状態で亀裂などが入らなければ、もっと持つと思います。
補聴器は買っておしまいではなく調整し慣れるまで3ヶ月
『vibe nano8』はネットでアナログ回線でもできた
Wi-Fiの環境がない実家でも調整ができました。
補聴器を使うと慣れによっても聞こえ方が変化します。
一度調整をしても使っているうちに不具合が出てきて、それを調整しないと耳に合わなくなって、せっかく高価な良い品物を購入しても宝の持ち腐れになってしまいます。
購入した補聴器屋さんに行ったり、電話をしてきてもらったりする必要があります。
『vibe nano8』は、その調整をネットを通じて、気兼ねがなくて納得行くまで何度も自分でできます。
店に行ったりするのが大変な人や、面倒くさがって行かなそうな親なら子供が買って調整してあげられるので、とても便利です。
私の母の場合
私の母の場合、田舎で補聴器屋さんに行くのはバスで通わなくてはなりません。
私は少し離れたところに暮らしているので、頻繁に連れて行ってあげることができません。
ひと月に一度、帰省するたびに、補聴器の調整をしてあげられることは、補聴器を自分仕様にしてもらっているという安心感があるようです。
娘が次に来るまでに『vibe nano8』に慣れて良い具合に調整してもらおうと、本人も使う気になってくれて、毎日最低でも1時間つけてTVをみているようです。
さらに、アプリで、音量の調節や高音低音の聞こえの調整がすぐにできます。
スマホを変えたばかりに母にはそれもできませんが、それでも、軽くて外から見えにくく、マスクをつけたり、イヤリングをつけたりする時の邪魔にならないので、気に入ってくれました。
まだひと月にもなりませんが、慣れと調整がうまくいっているように思います。
【vibe nano8】だいたいの付け方
左耳用なので、テグスの位置を左下にくるようにしておいて、人差し指と親指で挟むように持ってから装着するようにしています。
そうして、耳穴に合わせて、少し捻じ込むように少しずつ奥に入れます。テグスを引っ張れば耳から取れるので、雑音がしないように、隙間なく耳を塞ぐように入れます。
上の図の上の方、テグスと反対側に突起があって、そこを開くと電池が入っています。
使わない時は、そこを開けた状態にしてケースに入れておきます。
開けると電源がOFF、閉めているとON状態です。
ON状態だと耳につけなくても電池を使ってしまいます。
ゴムは、先が細いタイプと少し広いタイプがあり、耳穴にピッタリ感じるものにします。
これは直接耳に当たるもので、消耗品です。定期的に交換するように説明書きにありました。
到着から、使えるようになるまでの手順の詳細
中身は、本体の他に、お手紙やサービスの電池が入っています。
本体が入っているケース、保証書や「補聴器かんたん設定ガイド」などがあります。
2サイズの装着ゴムと、予備電池1つが入っていました。
取り外しに注意です。ゴムを引っ張るのではなく、細い方の根本を持ってから引き抜きます。
爪を立てすぎてゴムが破けてしました。
細い方が私にはぴったりくるようでした。
親切に書かれているので、手順通りにやれば接続ができます。
迷うところは、接続オプションはBluetoothではなく「その他」だということです。
携帯の音がイヤフォンのように聞こえてくるサポートはついていない補聴器です。
補聴器を、自分仕様にするために、聞こえのチェックを受けます。
スマホなど、インターネットに繋がる機器とイヤフォンが必要です。
有線でも良いので、両耳につけるタイプのイヤフォンを用意しておきましょう。
これは、何度も受けることができるので、補聴器が慣れてきて、聞こえが少し変わってきたり、耳の聞こえが悪くなって聞こえづらいと感じたら、チェックを受け直すことをすすめます。
私は試しに自分が補聴器を使ってみたので、初めに私用に、実家に行ってから母用にチェックを受けて、補聴器を合わせました。
聞こえのチェックの全てが終了すると、次のようなメッセージが出てきますので、メールを待ちます。
比較的すぐにきました。
アプリとペアリングして、補聴器の音量や高低音の調整がアプリでできます。
まとめーサポートセンターが親切【vibe nano8】
一度このvibeを試してもらったら、補聴器を選ぶ基準ができると思うので、補聴器屋さんに行った時に、それよりも快適な品物を選べると思いますし、これ以下のものを買って後悔することは無くなると思います。
機械に強くない私でも、迷うことなくセッテイングできました。
スマホ初心者の母は、ネットショピングもできないので、一人でセッテイングを行うことは難しいですが、たまに実家を訪ねて、定期的な調整をしてあげることができれば、私のように離れていた親に使ってもらうことはできそうです。
補聴器屋さんに行くつもりで帰省しましたが、今回はこのvibeの補聴器でしばらくいいということになり、行きませんでした。
まずは3ヶ月、使ってもらいます。
私のことですが、しばらく試しに使っていたら、気になっていた耳鳴りが気にならなくなりました。
脳が活性化したような気がします。
母に持っていって手元になくなると、良さを実感します。左耳、買います。
私も母もはじめての補聴器は「Vibe Nano8 ヴィーブ ナノ8」になりました。