ある程度の年齢になると、もう水着もたいして着ないし、デリケートゾーンの脱毛などのケアはもう関係ないと思っていました。
親の介護をするようになると、加齢による下の臭いを知ります。
そして、その匂いが微かに自分から匂いだすと、デリケートゾーンにケアについて真剣に調べました。
健康で自分で考えられるうちに自分でできるケアをしておいたほうが良いんだろうか…
デリケートゾーンのケアについてまとめました。
臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケアを考える【VIO脱毛・膣内洗浄】
バブルの時代、ワンレンハイレグを除毛クリームかカミソリで乗り越えてきた私たちの時代は、永久脱毛やワックスが一般的ではありませんでしたよね。
娘のいる友人は、一緒に永久脱毛をしていたり、デリケートゾーンも処理済みだったりします。
ですが、私も含めて、半数以上の友人たちは、若い頃とデリケートゾーンの処理は同じです。
加齢によって、薄くなったムダ毛の処理は、若い頃より楽です。
中高生の頃、あんなに濃くて悩んでいた腕のムダ毛は、処理が不要。足も、膝下と足首に少し無駄な毛があるくらいで、脛も生えてきません。脇も処理は不要です。
ムダ毛の処理は、伸びる眉毛、口周りなど顔の産毛、なぜか長めの毛が一本生えてくる胸と顎、白髪が混じったデリケートゾーンです。
デリケートゾーンの毛の処理は、お風呂に入った時に、ちゃちゃっと三角残して剃って、長も整えるくらいで、大して手間ではありません。
ところが、入院したりして、毎日の入浴ができなくなった時に、自分のデリケートゾーンから、かつて介護をした親の年寄りの匂いがしてきたのです。
これからますます年齢が高くなり、入院したり介護されたりする時があります。こんな匂いを発しないようにするにはどうしたら良いのだろうか。
雑菌が繁殖するとしたら、湿っているところ、つまり、毛か膣内です。
デリケートゾーンのムダ毛を無くしてしまうことと、膣内洗浄について考えみました。
雑菌が繁殖しやすいデリケートゾーンのムダ毛を無くしてしまうこと【VIO脱毛】
デリケートゾーンのムダ毛を無くしてしまうこと、つまり「VIO脱毛」です。
自分の体臭は自分ではわからないはずですが、自分でもわかるのが加齢臭です。
もわっとデリケートゾーンから匂うのは、デリケートゾーンだからこその匂いの元があるからです。
毎日お風呂に入って、しっかり洗っている時はわかりません。清潔に保たれる時間が長いからです。
しかし、入院して入浴を制限された時、下着を取り替える時にふわっと嫌なにおいがしました。
毎日の入浴で、体を自分で洗えているうちは、VIOの毛も洗えるので、それほど気にしなくても大丈夫です。
問題は、もっと年齢が高くなった時です。
親を見ていると、疲れてしまって毎日入浴することができません。
入院したり施設に入ると、入浴日が決められて毎日お風呂には入れません。
年齢を重ねた時に、自分はどうしたら良いかを考えて、今のうちに対処したいと思ったのです。
VIOの脱毛は必要なのか
VIOとは、V=デリケートゾーンの前側、I=膣の横あたり、O=肛門周りのことです。
VIO脱毛といっても、水着の下半身を覆うショーツ部分から毛がはみ出さないように毛を整えるための脱毛だったり、前から見た時に毛で隠れるように前の部分だけ残す人や全部剃ってしまう人など、様々あります。
VIOに毛が残っていても、毎日洗えていて下着やパジャマなどに尿漏れが残っていなければ、デリケートゾーンのムダ毛が原因の匂いは気にしなくても大丈夫です。
加齢で、自分でちゃんと拭けなかったり、おむつ交換の時にきれいに拭いてもらえなかったりすると、匂いが発生してしまいます。
介護を仕事としている人に聞くと、年齢とともに薄くなる人がほとんどで、そうでなくても、拭く時や洗浄する時に、VIOの毛は邪魔に感じたことはないそうです。
「将来のために」ではなく、今の自分がデリケートゾーンが下着からはみだしたりして不便を感じているのであれば、VIO脱毛をすればいいのです。
VIOの脱毛【自分で処理する】臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケア
自分で処理をするとなると、考えられることは3つです。
- カミソリ
- 脱毛クリーム
- 脱毛ローション
カミソリ【シック Schick イントゥイション】
お風呂に入った時に、チャチャッとムダ毛処理の延長上でVIOのV部分はこのカミソリで処理しています。
手足のムダ毛の処理がほぼしなくても良いくらいになったので、見えるとこだけスッと滑らせます。
ストレスなく剃れて肌荒れも私はありません。
電気シェーバー【パナソニック VIOシェーバー フェリエ 】
長く伸びてきたり、ボリュームが出てきているように感じたら、こちらを使います。
通常はIO部分のアタッチメントをつけて使っています。
脱毛クリーム
以前、ムダ毛がまだ元気だった頃、こちらの脱毛クリームを使っていました。
カミソリや強い脱毛クリームで肌荒れする人は一度試してみたら良いと思います。
私は、この脱毛クリームが合っていたのか、肌荒れしなくなりました。
5分待たなくてはならないのが面倒ですが、つるつるになります。
VIOにも使える除毛クリーム【maina 除毛クリーム】
IとO部分に、これ、最近使い始めました。
電気カミソリを持たなくて良いので、楽です。
パイナップル豆乳ローション
VIOとか関係なく、全身に使っています。
パイナップルローションを自分で作って使っている時期もありましたが、今は買っています。
全体のムダ毛が薄くなったきたのは、加齢だけではなくローションのおかげかもしれません。
VIOの脱毛【脱毛に通う】臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケア
ワックス
痛そうで行ったことがありません。
痛いけど、一瞬だしなんでもないと友人は言っていました。
何度も行くの嫌だから、脱毛サロンに変えたという人が多かったです。
永久脱毛
恥ずかしので、行く勇気がまだでません。
友人の話だと、ちゃんとそれなりの配慮があるので全く問題ないから行ってみなよ、楽だよと言います。
値段だけではなく、最新の技術を持っていて、評判がいいところがいいそうです。
臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケア【膣内洗浄】
使い切りビデ【オカモト 弱酸性クリーンシャワープラス】臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケア
もわっとした時に、速攻でスッキリ洗えるのは、このタイプの使い切りのビデです。
値段も安いですし、近くの薬局で売ってます。
捨てる時の透けない袋もついていて、とても便利です。
トイレについているビデだと、やっぱりスッキリしないです。
だらだらと生理が続く閉経の前の時に大活躍しました。
介護の時の時にも使いやすいです。
今は、なんだかもわっとした時に使っています。
洗いすぎに注意です。
普段、膣内は自浄作用があるので自然と清潔に保たれています。
しかし、加齢によって自浄作用の能力が落ちてしまって、膣内が乾燥し始めます。
そうなると雑菌などが繁殖しやすくなって、炎症を起こしたりします。
体調が悪かったりするとなんだか匂う気がして、たまーにでいいので、気になった時に洗浄するとスッキリします。
膣内洗浄ジェル 臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケア
加齢や、ストレス、不規則な生活などで、女性ホルモンが分泌されにくくなったり膣内が乾燥したりすると匂いが気になってきます。
膣内を洗浄して膣内環境を整える習慣は、膣内が清潔になり、おりものや膣内の老廃物の匂いが気にならなくなります。
弱酸性の乳酸ジェルが半日から1日かけて、ゆっくりと洗浄してくれます。
私が使用しているのはインクリア
タンポンを使用したことがある人は、抵抗なく使用できます。
不規則な生活や、ストレスなどによって、女性ホルモンの分泌量が減少すると膣内環境が乱れやすくなり、気になるにおいやおりものの原因となる可能性があります。インクリアは、膣内の環境バランスを整えるために開発されました。一般的に、膣分泌液は通常pH値が3.8~4.5と言われており、酸性に保たれています。産婦人科医と共同開発したインクリアは乳酸配合。雑菌が増えやすい状態になった膣内に乳酸を補うことで、膣内の環境を整えることをサポートします。膣内の自浄作用を弱めずに清潔に洗浄する、におい・おりもの対策ジェルです。
下着が汚れないようにおりものシートを使う【サラサーティ】
膣内洗浄は、すぐにではなく、ゆっくりと自然と洗浄されて落ちてきますので、下着が濡れないように、おりものシートを使っています。
国内製品の膣内洗浄ジェル【サラサーティ Clean(クリーン)/小林製薬】
おりものシートで有名な国内メーカーの小林製薬からも2022年4月に膣内洗浄器が発売されました。
こちらは、挿入部分が細く、生理用タンポンを使用したことがない人でも使いやすいように作られたそうです。
次回購入時はこちらを買って、使い比べてみようと思っています。
まとめー臭いが気になる、大人女子のデリケートゾーンのケア【VIO脱毛・膣内洗浄】
VIOの脱毛については、確かに毛がないと雑菌が繁殖する場所は一つ減りますが、匂いで考えるとそれほど重要ではなく、匂いや介護の時のためというよりも、「今の自分の見かけ」重視の美容の要素で考えればいいのかなという結論です。
大人女子のデリケートゾーンのケアで、悩みが匂いなら、毎日の入浴で体を清潔にすることと、たまに膣内洗浄するのが、おすすめです。
- 使い捨てビデ【オカモト 弱酸性クリーンシャワープラス】
- 膣内洗浄ジェル【インクリア・サラサーティ Clean(クリーン)】
どうしても加齢による乾燥は避けられません。
臭いはデリケートな問題で、介護する側には大きなストレスになりますし、匂いに鈍感になった高齢者にとっては、臭くないので、臭いと言われることはとても傷付くことです。
デリケートゾーンのケアの習慣は続けていきたいです。